日帝強制徴用に勝訴判決下した韓国法曹人に賛辞(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.01 10:33
「歴史戦争」との表現がしっくりくる程、過去の歴史認識問題をめぐる中国と日本の対立がますます先鋭化してきている。そんな中、最近メディアの注目をあびている法律家がいる。日本企業を相手にした中国人強制徴用労働者の損害賠償請求訴訟を担当し、中国裁判所の立場の転換を引き出したカン・ジェン(康健・61)弁護士がその主人公だ。康弁護士は20年近く慰安婦と強制徴用など日帝侵略による被害を告発し、日本の法律的責任を粘り強く追及してきた「歴史専門弁護士」だ。
康弁護士が日本軍国主義の侵略にともなう被害者に関心を持ったのは19年前の1995年に遡る。当時は一般的な民事・刑事事件を主に扱っていた康弁護士は北京で開かれた国連主催の世界女性大会に参加し、大きな衝撃を受けた。