「朴大統領のドレスデン宣言、北の要求を把握して補完すべき」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.24 13:20
李熙玉(イ・ヒオク)成均館大教授は「中国の立場に変化があるという観測があるが、果たしてどれほど意味のある変化であるかは今後を見なければ分からない」とし「統一の過程で中国の協力を得るためには、6カ国協議や日本の問題などで中国と政策的な信頼を築く必要がある」と強調した。
一方、ロシアに対して統一過程の協力を引き出すべき対象という認識が足りない、という指摘が相次いだ。ソウル大の辛範植(シン・ボムシク)教授は「ロシアは中国と米国の双方にとって重要であるうえ、独自の領域構築にも重要なパートナーという点を無視してはいけない」と述べた。また「南北とロシアを連結する鉄道など交通インフラ建設を通じて、ロシアと協力関係を構築することが大きな意味を持つ可能性がある」と話した。