「日本の前轍踏むな」…日本の官僚が韓国に忠告(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.07 11:38
真砂局長はこうした話の終わりにグラフ1枚をさらに取り出した。主要国の高齢化進展推移を現わしたものだ。90年代以後、日本の65歳以上の高齢人口比率は急速に増え、2000年以後は米国と英国・フランス・ドイツを抜いた。韓国は2020年以後に主要国を抜く見通しだ。彼は「少子高齢化に備え先制対応をしなければ取り返しが付かない状況になる。日本の人口の4人に1人が年金を受け取るのに政界が年金に手をつけることができるだろうか」と反問した。いわゆる「年金民主主義」の政治構造が改革を妨げるという話だ。
この日の「プレゼンテーション」は、朴宰完(パク・ジェワン)長官をはじめとする企画財政部の官僚らに強烈な印象を残したという。梁忠模(ヤン・チュンモ)財政政策課長は、「何か誤ったという感じがする時にはすでに遅いという言葉に訴求力を感じた」と話した。