韓国の外食費、賃貸料・人件費が引き上げる

韓国の外食費、賃貸料・人件費が引き上げる

2018年07月30日11時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ソウル新林洞にある「ククス(麺)会館」のメニュー。最近、いくつかのメニューの価格を500ウォン(約50円)ずつ引き上げた。
  #ソウルで6年前からタクシーの運転手をしているハン・チャンドクさん(63)は最近、家で昼食を食べる日が増えた。ハンさんは「よく行っていた淑大前の運転手向け食堂が最近、食事代を1000ウォン(約100円)ずつ引き上げた。自宅の方向へ行く客を乗せれば、家に帰って食事をして出直す」とし「私たちのような庶民は1000ウォン上がっても大きな負担」と話した。

  #パクさん(51)は美容室でカットした後、クレジットカードの決済金額を見て驚いた。1万8000ウォンだったカット費用が2万1000ウォンに上がったからだ。パクさんは「年初にも3000ウォン上がったが、7月1日にまた上がった。髪も家で切ろうかと思うほど」と語った。

  外食・サービス業の料金が一斉に挙がっている。ガソリン・軽油価格は4週連続で上昇し、今年の最高値となった。韓国消費者院価格情報ポータル「チャムカギョク」によると、今年6月を基準にソウルの冷麺1杯の価格は8808ウォンと、前年同月(7962ウォン)に比べ10.6%上がった。同じ期間、ソウル市の平均美容費は1万5769ウォンから1000ウォン上がった。また、韓国石油公社の価格情報サービスによると、今月第4週のガソリン販売価格は前週比0.7ウォン上がった1612.2ウォンだった。

  自営業者は価格を上げるしかない状況という立場だ。ソウル新林洞で軽食店を運営するシン・ヨンスさん(39)は今月に入って24のメニューのうち7つの価格を500ウォンずつ上げた。シンさんは「主力メニューの温麺は2500ウォンのままだが、いくつかのメニューを500ウォンずつ値上げした」とし「こうしなければ人件費をカバーできない」と話した。

  淑大前のタクシー運転手向け食堂の経営者は「先月、5000ウォンだったキムチチゲ、スンドゥブッチゲを1000ウォン引き上げた。10年ぶりの値上げで、限界だった」と語った。

  理髪店「ブルークラブ」明洞(ミョンドン)店のハン・テソク店長は「今月から8000ウォンだったカット料金を9000ウォンに引き上げた。ソウル・京畿(キョンギ)の一部の店が料金を上げた」とし「人件費と賃貸料があまりにも大きく上がり、1000ウォン上げても収入が増えるわけではない」と話した。

  夏が過ぎれば値上げに踏み切るという店も多い。ソウル北倉洞(プクチャンドン)のある刺し身店は秋夕(チュソク、中秋)後に各メニューを1000ウォンずつ引き上げる計画だ。この店の関係者は「値上げすれば客の冷たい視線を浴びるだろうが、食材料費など物価が上がっているのでどうしようもない」とし「周辺の店もすべてタイミングを眺めているところ」と話した。

  しかしやむを得ず値上げしたことが売上減少の直撃弾になるケースも多い。価格上昇が経済全般の景気低迷につながる理由だ。1月にチャンポンの価格を8500ウォンから9000ウォンに引き上げたチャムポンジジョンのカン・ソンギョ代表は「4月から売り上げが毎月5%ずつ減り、年初に比べて7月の売り上げは80%水準」とし「まだ昼食が中心の中華料理店はましだ。単価が高い焼き肉店は夕食の客が減り、売り上げが年初に比べて40%ほど落ちている」と伝えた。
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