「失業率が災害よりもテロにさらに大きな影響」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.18 11:21
「週末の昼間に市民が参加する行事の最中に光化門(クァンファムン)広場で発生した爆弾テロにより子どもをはじめとする多くの市民が命を失ったり負傷した。自然発生的テロ組織の仕業だった。非正規職と失業率の増加で貧困層と1人暮らし世帯が増え社会的孤立感と主流社会から疎外された人たちが極端な方法で社会に衝撃を加え始めた」。
国立災害研究院が作成した韓国でのテロ発生シナリオの一部だ。研究院は韓国国防研究院、国家安保戦略研究所、青瓦台(チョンワデ、大統領府)危機管理センター所属のテロ分野専門家21人を深層調査して作った。こうした内容は「国内テロ発生シナリオプランニング研究」という論文で韓国警察学会報に掲載されたりもした。