【社説】韓国居住外国人に排斥ではなく配慮を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.13 17:57
結婚のためフィリピンから来た女性のイ・ジャスミン・セヌリ党議員の主宰で11日に国会憲政記念館で開かれた「多文化政策の主要争点および立法課題討論会」で、一部の外国人嫌悪団体の会員が騒ぎを起こしたのは恥ずかしいことだ。 この団体の会員は「多文化政策は民族抹殺政策」と叫び、これを引き止める行事関係者に「反逆者」と言ったというのだからぞっとする。
このように外国人嫌悪をあおる偏狭な国粋主義は追放されなければならない。 こうした行動は大韓民国共同体の和合を害するほか、対外イメージにも悪影響を及ぼすからだ。 包容と和合を重視する韓国の伝統に背き、反人権的でもある。