【社説】われわれの前にそっと近づいてきた多文化時代=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.14 11:29
軍でも多文化時代が開かれている。軍は創軍以来初めて多文化家庭出身の副士官誕生を控えている。母親がそれぞれ日本とベトナム出身のペ・ジュンヒョン、ハン・ギヨプ副士官候補生は訓練を終え次第任官することになる。近い将来多文化家庭出身将校も輩出されると期待される。兵士ではすでに陸軍に179人、空軍に9人、海兵隊に5人が服務中だ。軍が兵役法施行令を改正し2011年1月から混血者の入隊を認めたことで現れた意味ある現象だ。
こうした変化は今後さら加速する見通しだ。行政安全部の資料によると結婚移住女性は2011年現在18万8580人に達し、これらの息子のうち今年だけで1165人が徴兵検査対象者だ。2028年には8000人が徴兵検査を受け1万2000人が同時に軍服務をすることになると予想される。