【コラム】K-POPを観光資源にしよう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.14 10:01
データ蓄積もやはり大切だ。米国の大衆音楽の観光資源の成功には、1967年の音楽専門誌『Rolling Stone』出版以来、大衆音楽ジャーナリズムが普遍化しながら蓄積された膨大なデータが礎の役割を果たしている。英国の大衆音楽博物館であるBME(British Music Experience)もデータ準備だけで2年をかけて尽力した。アイドル画報集ばかりがあふれ、記録を重視する大衆音楽の定期刊行物1つまともにない現実はK-POP宗主国の暗い面だ。
外国人観光客のための準備も徹底すべきだ。昨年、K-POPファン層が厚い中国や日本からの観光客の比重はそれぞれ36%と23%で、全体観光客の60%水準に達する。したがって大衆音楽博物館は少なくとも韓・日・中・英の4言語で案内を準備しなければならないだろう。