経済難続く北朝鮮、金委員長の訪中成果なければさらに深刻に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.05 09:15
北朝鮮が1990年代の「苦難の行軍」時期以後で最大の危機に陥っており、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の今回の中国訪問で期待するほどの成果が出てこなければ再び最悪の経済難を迎えることになるという見通しが相次いでいる。
米自由アジア放送(RFA)は2日、平安北道(ピョンアンブクド)のある幹部消息筋が「貨幣改革以後、住民たちの生活が最悪の状態になっている。農村に行けば履き物がなく、ほつれた靴をスリッパのように引きずっている人が多い。人民学校(小学校)に入学する日をやっとパンツをはける日と考える子どもたちも多い」と伝えた。