北、ノドンに弾頭搭載で核小型化誇示の可能性(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.31 09:28
最大射程距離1300キロのノドンは700キロの核弾頭搭載が可能だ。車両式移動発射台(TEL)で運び、事前把握も難しい。核実験とともにノドンミサイルに核弾頭を搭載して試験発射する場合、核小型化を誇示することができる。北朝鮮外務省も「核抑制力をそれぞれの中長距離目標に対し、打撃力として活用するための訓練が含まれるだろう」と主張した。
北朝鮮の3度の核実験が3、4年周期で行われてきたという点で、約1年ぶりに核実験を強行するのは容易ではないという見方もある。しかし4度目の核実験カードを急いで取り出したのは、国際社会からの核放棄圧力がいつよりも強まり、超強硬対応が必要になったためという指摘だ。韓日米首脳が「北朝鮮非核化履行のための協力」に共感し、中国もこれに同調するような雰囲気が醸成されたため、金正恩も危機を感じた可能性があるということだ。外交部当局者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領と会った中国の習近平国家主席が北の核開発に反対するという立場を明らかにしたのは、北の政権には衝撃だったはず」と述べた。中国はノドンに対する国連安保理の28日の対北朝鮮声明にも反対しなかった。