習主席がドイツで安倍首相非難…日本反発「非生産的発言」（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.31 08:15
日本政府はこれに正面から反発した。日本外務省は習主席の発言直後、駐日中国大使館の関係者を呼んで抗議したと日本メディアが報じた。これとは別に南京大虐殺についての犠牲者規模への反論も出た。菅義偉官房長官は３０日、記者に対して「旧日本軍が南京で殺傷や略奪をしたことは否定しないが、犠牲者の数についてはさまざまな意見がある」とし、「第３国へ行って日本の歴史を取り出し、このような発言をすることは極めて遺憾だ」と明らかにした。
これに先立ち菅官長官は２９日、テレビ東京に出演して「日本で言えば〔安重根（アン・ジュングン）は〕犯罪者であり、テロリストの記念館だ」と述べて安義士を再び蔑視する発言をしていた。彼はハーグ核安全保障サミットに参加した朴槿恵（パク・クネ）大統領と習主席が別途行った会談で安重根記念館に言及したことについて「２カ国だけ（サミットの趣旨から）外れている雰囲気だった」と主張した。
これに関連して韓国外交部はこの日、「日本政府の立場を代弁する官房長官が安義士を再び蔑視し、隣国首脳間の会談についてとやかく言うのは常識以下」と述べた。
習主席がドイツで安倍首相非難…日本反発「非生産的発言」（１）