北、韓国人連れてきて覚せい剤製造…黄長ヨプ暗殺指示も(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.18 11:24
その後、Kは2010年10月まで10回ほど中国に渡り、黄元書記の暗殺実行方法、進行状況などをCに報告した。活動費として10回ほどオンライン送金、現金などで4万ドルを受けたという。Kは「国内で特殊部隊員出身者、暴力団、請負殺人業者などに接触した」と述べた。移動中の黄元書記を車ではねて事故死に見せかけたり、凶器を利用して射殺する方法が考案されたという。2010年10月に黄前書記が自宅で老患で死去するわずか1、2カ月前、具体的な「実行日」まで出ていたことが調査で分かった。しかしKがCに要求した工作金100万ドルを適時に受けられず日程が先延ばしされ、実際、暗殺の動きはなかったということだ。
このほかにもKは2013年5月、「2012-2013韓国軍武器年鑑」を入手してCに渡し、韓国内のガス貯蔵所、熱併合発電所の位置などの情報を提供した後、Cから1件あたり1000ドルを受けた容疑も受けている。