【コラム】経済使節団をテコに輸出の活路を開こう=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.22 07:40
首脳外交経済使節団は国家首班に同行するため公信力という「後光効果」が大きい。大韓民国の代表企業というプレミアムが付き、バイヤーの友好的な態度と信頼をまず確保できる。こうした後光効果を最も必要とするのは韓国の中小・中堅企業だ。海外進出で最も大きな障害物になるのが公信力であるからだ。中小・中堅企業は競争力がある製品を作ってもバイヤーを見つけられず海外進出に苦労する。
経済使節団1:1相談会は業界のこうした問題点を解消するために誕生した。中東でT社がクウェート国営企業と納品契約を締結し、米国でスタートアップのP社が85万ドルの投資を誘致したのも、すべて公信力と後光効果のおかげだった。