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【コラム】1997年vs2016年=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.21 08:50
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経済危機を助長する文は望ましくない。厳しいと騒ぎ立てれば個人・企業の心理がさらに萎縮するためだ。悪循環の中で本当の危機が来たりもする。だからと隠すのが常に良いのではない。現実をごまかしかねない。時には冷静な診断が必要だ。最近がその時であるようだ。

1997年の通貨危機と比較してみよう。当時危機の原因は数年間累積していた。無理なウォン切り上げ、経常赤字累積、借入経営拡大、短期資金を長期で運用…。それでも96年まではそれなりに大丈夫だった。96年の成長率は7.2%に達した。韓宝問題が起きた97年初めだけでもその年の末に国の不渡り事態が起きると予想した人はいなかった。通貨危機は急に訪れた。途轍もない傷を残した。だが回復も早かった。98年のマイナス5.7%の成長を乗り越え99年には10.7%に反騰した。劇的なV字型回復だ。

 
いまは慢性的に進行している。2008年の金融危機以降、相当数の専門家らは通貨危機を思い出しV字型回復に自信を持った。慎重な人たちは沈滞を継続してから上昇の勢いに乗るU字型を予想した。最も悲観的な意見が沈滞を2回体験するW字型のダブルディップ(二番底)だった。このすべての予想が違っていた。しっかりとした回復は現れなかった。L字型の長く苦しい沈滞が8年にわたり続いている。

97年との最も大きな差は世界経済だ。当時は東アジアの一部の国だけ病気にかかった。通貨危機が97年7月にタイとインドネシア、10月に香港と台湾、11月に韓国へと広まった。産業の問題というよりは海外投資家の資金回収に触発された信用の危機だった。先進国の経済は悪くなかった。その年米国は4.5%成長した。日本も大丈夫だった。開放があまり進んでいなかった中国も危機を避けた。世界貿易量が毎年4~5%ずつ増えていた時期だ。通貨危機によりウォンの価値が下がると韓国製品に価格競争力が生まれた。輸出が大きく膨らみ経済が信じられないほど一気に回復した。


【コラム】1997年vs2016年=韓国(2)

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