「日米vs中露」へと広がる南シナ海紛争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.08 13:28
中国はロシアを引き込んだ“一手”を置いている。中国政府は最近、アジア安全保障会議でロシア側と来年5月に南シナ海で共同軍事訓練を行う案を議論したと、日本に本部を置く外交専門メディアのディプロマットが伝えた。会議に参加したロシア・のアナトーリ・アントノフ国防次官は「訓練には中露両国軍だけでなくアジア太平洋地域のほかの友好国も参加する」と話した。
これは、先立って中国政府が明らかにした戦争も辞さないという立場と脈を同じにしているという分析だ。中国政府は先月27日、共産党機関紙である環球時報の社説で「もし米国のマジノ線が中国の(人工島建設)活動を阻止することであるならば、南シナ海で米国と中国間の戦争は避けられないだろう」と明らかにした。