中国人観光客、海外の不動産投資にも影響=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.30 16:37
グローバル不動産投資コンサルティング会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)ヘッドオブリサーチ・ジャパンの柳町啓介リサーチチーム長は「日本を旅行する中国人観光客が急増しながら同時に彼らの消費支出が史上最高を記録し、ホテルや流通不動産が好材料を迎えている」として「グローバル流通企業が東京や大阪など主要都市への不動産投資を積極的に増やしている」と話した。
こうした現象は米国も同じだ。ニューヨークをはじめとする大都市を中心に不動産市場が沸き立っている状態だ。中国人観光客の訪問が増えて、彼らの消費が大きく伸びながら関連流通業社はもちろんホテル企業が所有する不動産が良い投資先に浮上しているのだ。C&Wリテール・バリュエーション・コンサルティングのリチャード・ラテラー本部長は「昨年、米国の流通業の売り上げが4%増加したが、これによって今年の流通業関連不動産価格が3.5~4%増加すると予測される」と説明した。特に「旧都心開発(Reurbanization)」と関連した新規建設プロジェクトまで開始されながら米国の主要都市の商業地区の不動産市場は現金があふれ出ている。