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【コラム】ソチオリンピックの前と後(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.03 16:49
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ソチオリンピック前に他国で行われたオリンピックではロシアは振るわない成績をおさめ、旧ソ連国家代表チームの光栄を記憶していた者たちは過去の栄光と現在のみすぼらしさを改めて思い知らなければならなかった。その渦中にウラジミール・プーチン大統領はソチオリンピックを誘致し、その機会を借りてロシアは自身の存在について質問を投げかけた。存在についての歴史書物、小説、放送番組が大量にロシアで出回っているのも同じ脈絡ではないかと思う。

ソチオリンピックは盛大に幕を下ろしたが、「ロシア人は誰なのか」という質問への答えはいまだに残っている。巨視的な観点でロシア人の遠い先祖であるスラブ民族への関心も最近、多大なものだった。以前にはロシアでむしろ冷遇されていたロシア料理もやはり最近2年はロシア内外で人気が高まっている。今はロシア内で寿司を出すレストランでもロシアスープの一種であるボルシチを食べられる。ブリヌイ(ロシア式パンケーキ)などはほとんどすべての飲食店に登場する。

 
ソチオリンピックは、ロシアのアイデンティティ摸索の過程で1つの道しるべになった。その中で開幕式と閉幕式はハイライトであった。開幕式と閉幕式は、ロシア人が世界に送るメッセージも強力だったがロシア人自らにも強力なメッセージを送った。ドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』の一節を思い出す。「1粒の小麦が地に落ちて死ななければ1粒そのままで、死ねば多くの実を結ぶ」。私の祖国ロシアもやはり、発展的な解体を通じて新しく生まれることを願う。

イリーナ・コルグン韓国外語大学ロシア研究所招へい研究委員(サンクトペテルブルク大学国際経済大学院を2009年卒業。2011年韓国外大ロシア研究所HK研究教授として赴任)

(中央SUNDAY第364号)


【コラム】ソチオリンピックの前と後(1)

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