－－日本は球団別にマーケティングをしている。

「日本野球の躍動性は韓国ほどではない。資本主義の天国というメジャーリーグが３０球団の統合マーケティングをしながら共存している。米国と同じではないとしても、韓国式統合マーケティングをするのが目標だ」

－－「狂ったＦＡ（自由契約選手）」という言葉が出るほど一部の選手の年俸が上がった。

「制度の改善を望む声が高まっている。市場が過熱している点にも同意する。しかし球団の収入が増えたため、投資を増やすのは自然な流れだ。ＦＡは選手の職業選択権を保障する制度だ。選手の権利を抑制しながら金額を抑えようとはしないだろう。現制度も試行錯誤を経て作られた。選手と球団がルール（事前接触禁止）を守るのが先だ」

－－非活動期間の練習について問題がある。

「１２月から１月１５日まで非活動期間を定めたのも野球界が合意した事項だ。ルールがあるが、守らないのは問題だ。規定が気に入らなければそれを変えるべきだ」

－－来年から５位チームが４位チームとワイルドカード決定戦を行う。

「もともとは４位と５位が１．５ゲーム差以内の場合に限りワイルドカード決定戦をする計画だった。しかし監督らが５位に無条件にワイルドカードを与えようといった。場合の数が多くなれば、相手チームが（譲歩の疑惑を受けないか）もっと大変になるということだ。４位チームが１勝を持ってワイルドカード決定戦を行えばアドバンテージを持ち、３位チームも４位チームより有利になる。２００２年以降１３年連続でシーズン優勝チームが韓国シリーズでも優勝している。２－５位チームが不利な状況で戦うが、小さな希望はなければいけない。奇跡を望むこと、それがスポーツを楽しむ理由の一つだ」


「韓国プロ野球、２０１７年に観客１０００万人が目標」（１）