<野球>日本研修でチームに溶け込み高速昇進、選手を引きつける金杞泰監督
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.26 13:33
金杞泰(キム・ギテ)は2007年、日本最高名門の読売ジャイアンツでコーチ研修を始めた。普通のコーチ研修は日本野球を数カ月間“見物”するレベルだが、金杞泰は2009年のシーズンが終わるまで戻って来なかった。「研修コーチ」の身分は2008年に「2軍打撃コーチ」、2009年には「育成軍監督」に変わった。以前まで外国人コーチの研修を受け入れもしなかった読売は、年々、金杞泰に重責を任せた。
保守的で権威的な読売で金杞泰が韓国人初の正式コーチになったのは、チームに溶け込んだからだ。日本語が話せなくても先に近付いてあいさつし、韓国料理で食事の接待をした。多くの人が金杞泰に近づき始めた。