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チャン・ジャヨンさん事件「酒の接待強要なかった」

2009.08.20 10:26
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女優のチャン・ジャヨンさんが自殺する前に書き残していた性の上納と酒の席への強要などのメモに触発され、警察が4カ月間、捜査-捜査保留-再捜査をしながら全国を騒がせた事件は、所属事務所の前代表と前マネージャーを在宅起訴することで終了させた。

水原地検城南支庁刑事3部(部長検事キム・ヒョンジュン)は19日、チャンさん所属事務所の前代表金鍾承(キム・ジョンスン、40)被告を暴行及び脅迫の疑いで、前マネージャーユ・ジャンホ被告(30)を金被告に対する名誉毀損の疑いでそれぞれ在宅起訴したと明らかにした。強要罪共犯の疑いと関連し、3回以上酒の席に同席した事実が明らかになって警察が立件した証券会社理事、電子製品会社の前・現職代表、外注制作会社代表、私募社債ファンド代表らとメモに書かれたメディア会社代表、インターネット関連企業代表、金融会社理事、ドラマ監督ら10人に対しては証拠不足などの理由で「疑いなし」と処分し、捜査を打ち切った。

 
検察によると前代表金被告は昨年6月、自分を誹謗することを言ったとし、チャンさんを手のひらとペットボトルで殴り、2月25日、チャンさんが専属契約解約を要求したことを理由に電話と携帯電話のメールで脅かした疑いがもたれている。

検察はしかし有力人物の接待という名目でチャンさんを酒の席に同席させたことや、ゴルフ接待や性接待を強要した疑い、男性モデル強制醜行などの疑いに対しては証拠がなかったことから疑いなしとして処分した。前マネジャーユ被告は3月13日、数回にわたりチャンさんの文書があることを暗示し「公共の敵」「処罰されなければならない人」とマスコミに露呈し、前代表の金被告の名誉を毀損した疑いがもたれている。

警察は先月10日、事件捜査対象者20人のうち7人を起訴意見で、残り13人を不起訴意見または内査終結として検察に事件を送致した。


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