【時論】韓中首脳「心信之旅」の次は「光而不耀」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.03 14:28
しかしこうした成果にもかかわらず、まだ前途は長い。首脳会談のインクが乾く前にすでにブルネイではASEAN(東南アジア諸国連合)地域安保フォーラム(ARF)が開催され、北核問題をめぐる激しい外交戦が始まった。6カ国協議の枠で対話を通して解決しようという中国と「北朝鮮の誠意ある行動」を要求する韓国の温度差を調整する問題は言葉で言うほど容易ではなく、私たちの「希望的期待」が貫徹されるという保証もない。
韓中自由貿易協定(FTA)議論も両国政府の交渉指針を受けた状態で本格的な交渉が進行されるだろう。しかし予想を覆し、敏感な品目を除いた「低いレベルの自由貿易地帯」ではなく「高いレベルの自由貿易地帯」に合意した。このためにまた激しい交渉が始まるだろう。しかも韓中自由貿易協定は単に貿易のルールを決めるのではなく、北東アジア秩序の再編の意味を同時に含んでいるという点を考えれば、なおさらそうだ。