ヒラリー氏とトランプ氏の通商政策比較…韓国にどんな影響?(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.06 11:20
トランプ氏が当選する場合には激しい通商摩擦が予告される。中国・メキシコを狙って高い関税障壁を立てる一方、多様な貿易救済手段を武器に既存の通商協定の改正に出るものとみられる。東国(トングク)大学国際通商学科のクァク・ノソン教授は「モンロー主義の復活を標榜し全面的なFTA再協議を推進するだろう」と話した。米国の経済的利益を優先するビジネスマインドを主張し強力な圧迫政策を広げるだろうという観測だ。
両候補が強調する主力産業も対照的だ。クリントン氏が当選すれば太陽光・風力など新再生可能エネルギー業種とアルツハイマー治療剤など新薬開発業種が、トランプ氏が当選すれば化石燃料産業・パイプライン建設業やインフラ建設と重装備製造業などが浮上するものとみられる。