国宝32号の八万大蔵経、分類ミスに原版破損も=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.12.15 11:03
八万大蔵経が危ない。韓国の国宝第32号が不十分な分類、原版毀損、ずさんな修理、すり替え疑惑、火災の危険の5重苦に苦しめられている。こうした事実は海印寺(ヘインサ)が2012年に東亜大学に発注した八万大蔵経重複版初の精密調査結果で現れた。
中央SUNDAYが単独入手した「海印寺調査課題II 現場調査と板刻技法」という資料によると▽205枚の重複版のうち49枚が高麗時代に作られた経板だが、原版ではなく重複版に分類され▽高麗時代の原版14枚がのこぎりで切断され▽経板17個は1975年の調査と比較し誤差範囲である3ミリを超えてすり替え疑惑が起きている。