「クリスマスに原発破壊」…脅迫犯、対応訓練あざ笑うように図面公開=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.24 09:40
この事件を捜査中のソウル中央地検個人情報犯罪政府合同捜査団は米連邦捜査局(FBI)に続き中国公安と日本の司法当局にも協力要請をした。原発反対グループが使ったツイッターのインターネットアドレス(IP)が経由した所だ。検察はまずツイートが掲載された時差などを考慮すると、犯人が米国に滞在している可能性に重点を置いている。書き込んだ人物は「ハワイにいる」と主張してきた。だが、これすらもゾンビPCが使われている可能性がある。
これに先立ち検察が確保した古里・月城原発のコンピュータ4台は悪性コードに感染していたことが確認された。検察関係者は「該当コードはハードディスクを破壊するだけで資料を盗み出すタイプとは違うようだ。ハッキングではなく内部流出の可能性も検討している」とした。ハウリ保安研究センター長のチェ・サンミョン氏は、「韓国水力原子力の悪性コードはこれまでの北朝鮮のものとは様相が違う。北朝鮮が新たに開発したか他の団体のものかもしれない」と説明した。