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【コラム】韓国政治を変えることができる連立政府(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.06.29 14:16
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米国の神学者ジェームズ・クラークは「政治家(Politician)は次の選挙のことを考え、政治指導者(Statesman)は次世代のことを考える」と言った。目の前の小さな利益を追うよりも、遠い未来を見通しながら大きな絵を描かなければならないという意味だ。

ゲルハルト・シュレーダー元ドイツ首相は景気低迷を克服するために総選挙をわずか2年後に控えた2003年、大きな決断を下した。当時ドイツは1990年代中盤から始まっていた雇用なき成長、硬直した労働市場が持続しながら「欧州の患者」と呼ばれていた。

 
シュレーダー元首相は当時フォルクスワーゲンの理事だったピーター・ハルツ博士が委員長をつとめた「ハルツ委員会」を通じて解雇要件を緩和し、多様な雇用創出で労働市場の柔軟性を高める案を盛り込んだ「ハルツ改革」を進めた。

統一後のドイツで労働者の支持を受けた社会党が、こうした改革を施行したのは言葉どおり政権をかけた歴史的な改革案だった。シュレーダー元首相には社会主義の背信者という非難があふれ、総選挙でも敗北してキリスト民主党に政権を譲り渡した。

だが「ハルツ改革」を核心にした彼の「アジェンダ2010」は失業減少、輸出増加などの効果によって低迷していたドイツの景気を回復させて成功した政策と評価されている。

連立政府も同じことだ。その場は自身の権力を下ろし、古くさい対立を解消することに骨を折るかもしれない。ところが未来世代のために自治団体と政界が参加して政治構造改革を実現するならば、歴史は連立政府を時代の命による成功的な制度として評価するだろう。

連立政府は根深い木にならなければならない。「NEXT競技」を越えて大韓民国のスタンダードになるまで揺らぐことがあってはならない。連立政府がこの地に堅固な根をおろす時、民主化の端っこに位置する大韓民国の民主主義もさらにワンランクアップするだろう。

◆南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事…延世(ヨンセ)大学社会事業学科を出てエール大で経営学修士を取る。1998年、33歳で父親のナム・ピョンウ元国会議員の地方区である水原(スウォン)の八達(パルダル)区の補欠選挙に出馬し政界入り。第15~19代議員を経て昨年7月、京畿道知事に就任。(中央SUNDAY第433号)


【コラム】韓国政治を変えることができる連立政府(1)

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