<朴大統領弾劾可決>長官に「血の涙というものが何か分かった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.12 11:31
国会の弾劾訴追案可決で職務停止になった朴槿恵(パク・クネ)大統領が「官邸幽閉」生活に入った。朴大統領は週末の10、11日、官邸で読書などをしながら過ごしたという。朴大統領は職務停止期間中、青瓦台(チョンワデ、大統領府)でも執務室には入れず、官邸にいなければいけない。外出が禁止されているわけではないが、世論と警護上の問題のために現実的に不可能という見方が多い。事実上、政治的軟禁状態と同じだ。
こうした中にも朴大統領は週末、首席秘書官と一部の側近に電話をかけ、弾劾後の政局状況について意見を交換したという。10日の第7回ろうそく集会もテレビで見たと伝えられた。朴大統領は今後ゆっくりと過ごせる状況でない。すぐにも特別検察官の捜査と憲法裁判所の審理に法律的な対応をしなければならない。