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【時視各角】モウセンゴケの中の大韓民国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.06 13:14
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「大韓民国はセウォル号以前と以後に区分されるだろう」と書いたことがある。そんな衝撃を体験しても変わらない社会は当然ないものと信じた。ところが私の考えが間違っていたことを認めなければならない。大韓民国は全く変わらないのだ。この社会のあちこちに、責任を全うするより自分が生き延びる方法を見つけることに汲々とした、それぞれの「イ・ジュンソク船長」が依然としてとぐろを巻いているのだ。国のキーを握る政界が特に激しい。

セウォル号惨事を見てだれより気をしっかり持ち収拾に乗り出さなければならない大統領は崔順実(チェ・スンシル)が焚いた香で意識がもうろうとし自ら作った暗礁に大韓民国号を衝突させておきながら自分が逃げるための思案が先だ。そんな大統領との痴話げんかにそうでなくとも支離滅裂な与党セヌリ党は破産手続きを踏みながらも大統領という落ちた手綱を放さずにいる。有効なシュートひとつなく相手のオウンゴールで勝機を握った野党はそれぞれが勝利のセレモニーに酔い、どこに別の暗礁があるのか悟ることもできないまま走っている。

 
だれかはいまが国の枠組みを立て直す機会だと話す。だが私はもう悲観的だ。いや、セウォル号以前どころか、1970年代の開発独裁時代に後退した国の品格を見て絶望的になってしまった。大韓民国は、少なくともしばらくは(その期間が相当に長いかもしれないが)、娘大統領が名誉回復させた父親大統領時代のモウセンゴケから抜け出しにくいだろう。

私すら信じ難い予想をせざるをえないのはひとつの理由からだ。地団駄を踏んだところですでに終わった朴槿恵時代を戻すことはできないが、続けて大統領になり、政権与党の議員となり国のキーを握る人物がさっき話した「それぞれのイ・ジュンソク」たちなのに何を期待できるのかという話だ。別のものを探していて偶然に見つけた過去の新聞記事はこうした私の不吉な心証を確信に変えた。


【時視各角】モウセンゴケの中の大韓民国(2)

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