－－ガーナ戦の敗戦後、監督として、選手団の士気を高めるレベルでどんな助言をしたのか。

「選手たちは試合が思い通りにならなかった事実のため失望感があった。しかし選手はマイアミで雰囲気を転換した。ガーナ戦の敗戦の雰囲気は残っていない」

－－マイアミのキャンプでは守備の組織力強化に時間を使った。洪正好（ホン・ジョンホ）がけがの影響でチーム練習に遅れて合流したが、ロシア戦を控えて体調は十分に可能なのか。

「洪正好の場合、足の痛みがなくなるには１カ月以上休まなければいけない状態だ。医学的には全く問題はないが、骨の打撲で痛みを抱えながらやらなければいけない。洪正好に私の経験を十分に話した。私も２００２年韓日Ｗ杯では足の甲に打撲があった。開幕直前のフランスとの親善試合でけがした。練習を１週間休んだし、３日はほとんど歩けず、痛くて動くこともできなかった。Ｗ杯が終わるまで痛みは続いた。洪正好も医学的に骨に問題があるなら出られないが、痛みを抱えてやらなければいけない状況だ。チュニジア戦の後１週間休んだし、その間にリハビリを十分にした。ウォーミングアップの１５分までは痛みがあるが、ウォーミングアップ後に汗が出れば痛みは消えている。コンディションはもっと見守る必要があるが、試合に出るのに問題はない」

－－ロシア戦を控えた現在、最も重要な点と良くない点は。

「ロシアがどんな形で攻撃をし、どこが弱点かを把握することが重要だ。今できていないことは、選手のボールタッチが普段より長い。速くてコンパクトな競技をしなければいけないが、ボールタッチが長い。第３者の動きももう少し補完されなければいけない。もう少し速いパスで私たちが望む試合ができる」

－－マイアミでの練習後、心理回復が重要だと話した。残りの期間、チームをどう率いるのか。

「昨日マイアミを離れる前にすべてのものを回復した。ここでは最も高い集中力で練習しなければいけない。一段階高いレベルに発展させる時間ではなく、短い時間内に集中力を持って良い体調を作らなければいけない時間だ。士気の低下は心配しなくてもよいと考える」


＜Ｗ杯サッカー＞韓国監督「ガーナ戦敗戦の雰囲気はマイアミに捨ててきた皁（１）