【コラム】投票で何を変えられるのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.13 13:01
振り返ると、失望と挫折の連続だ。政策はなく露骨な派閥争いと議席争いだけだ。誰がミスをするか、競争のようだ。「今回は投票しない」という声もよく聞いた。過半から180議席の間はあまり差がないという判断も勝負への欲を弱めた。国会先進化法のためだ。傲慢に見えるほど公認波紋、分党事態を起こすことができた背景にもこうした計算がある。それでも投票をしない人は批判する資格がない。そのような人を信じてしたことであるからだ。
投票率はずっと低下してきた。制憲議会総選挙の95.5%から第19代総選挙には54.2%まで落ちた。幸い、総選挙にも事前投票が初めて導入され、事前投票率12.2%となったのが期待を抱かせる。事前投票率が11.5%だった2014年第6回地方選挙最終投票率は56.8%だった。