アジア担当するホワイトハウス補佐官は誰?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.06 17:03
2つ目は中国での経験。WSJ北京特派員として主に地方を飛び回りながら各種デモを取材していた彼は、中国官僚の腐敗に対する記事を書いて一時中国公安に逮捕されたという。彼の回顧談だ。「彼らは私を尋問し続けた。私を便器の前に立たせて警察がこれを取り囲んだ。そうして私の取材手帳を一枚ずつ破って便器に捨てた。公安国家の逸脱を感じた。自由民主主義の大切さをどのように(全世界に)示すべきか考える契機になった」。
3つ目はイラク戦の長期化。イラクで米国人が斬首される映像を見て、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンに対する憎しみが大きくなった。彼は記者を辞めて海兵隊に身を置いた直後の2006年1月、米ABC放送の取材に対してこのように答えた。「私は映画を見るよりも映画の一部分になりたかった」。だが、32歳という年齢に10週課程の海兵隊将校候補生訓練はかなりこたえたという。3マイル(約4.83キロ)を18分以内に走り、腹筋100回を2分以内に、そして懸垂20回をこなしてこそ訓練を通過できたが、最初は1回も懸垂ができなかったという。