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【取材日記】再・補欠選挙で国民が投げかけたメッセージとは=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.31 17:12
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「国民の心を見せたのではないか」。

30日夜、再・補欠選挙の開票状況を共に見守ったある企業家の話だ。

 
彼の目と耳は全羅南道(チョンラナムド)の順天(スンチョン)-谷城(コクソン)に向けられていた。ここはセヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)候補と新政治民主連合の徐甲源(ソ・カプウォン)候補が正面対決したところだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領の最側近と代表的な親盧派幹部の対決だった。関心は湖南(ホナム)でどれほど李候補が「善戦」するかであった。しかし開票序盤で李候補は徐候補を軽く上回り、善戦どころではなく当選までした。

この日行われた15地区の再・補欠選挙で投票率(51%)が最も高かった所も順天-谷城だった。全体投票率32.9%の1.5倍に達し、有権者の2人に1人は投票所を訪れたということだ。それだけ順天-谷城の有権者が言いたいことが多かったとのことだ。彼らは果たして何を言いたかったのだろうか。

時計をこの日の午前に戻してみれば、糸口をとらえることができる。朴範界(パク・ボムゲ)新政治民主連合院内報道官のフェイスブックに、あるインターネットユーザーが次のようなコメントを載せた。

「私はただの1度もセヌリ党に投票したことがない者です。私もまた今回のセウォル号捜査について怪しいと感じる点が1つや2つではないが、選挙前日に『兪炳彦(ユ・ビョンオン)の遺体ではない』だとは」。

前日、朴報道官が国会記者会見を通じて「兪炳彦セモグループ元会長の遺体鑑識に入った警察関係者が『遺体の外見上、兪炳彦でないのは確実だ』と明らかにした」として疑惑を提起すると、むしろ朴報道官に抗議する文が出てきたのだ。このようにパク報道官のSNSには疑惑提起に対するコメント数十件が上がった。この1カ月間で彼が掲載した文の中で最も熱い反応だ。応援の文もあるが相当数のネットユーザーは「軽率だった」と指摘している。

セウォル号によって尊い命が犠牲になり、生存者は依然として苦痛を味わっている。遺族たちは国会の前でハンガーストライキをしている。残っている者の痛みを癒すのに、根拠も薄い「兪炳彦の遺体は偽モノ」という疑惑を提起することが何の役に立つのだろうか。むしろ選挙の前日に兪元会長の遺体を政治的に利用しようとしたのではないかという疑いを買うには充分だった。

李貞鉉候補の当選はこのコメントと関係がないわけではない。国民誰もが痛みを感じ、今後癒すべき傷が依然として多い大惨事を、単に政争の道具として使おうとすることへの抗議だ。今回の異変は「旗さえ立てれば当選」という、まさにこのような旧態に対する順天-谷城の有権者たちの抗議であり、警告だ。彼らは同時に人生の問題を提起したのだ。別の見方をすれば、李貞鉉ドラマの隠れた功臣は崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相でもある。消えていく景気の火種を生かそうとする彼の政策ドライブに有権者らが呼応した可能性もあるということだ。李候補の当選は、政界に向けて確かなメッセージを投げかけている。民心はまさに民生にあるということを。

イ・ジサン政治国際部門記者

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