<ソウル土砂崩れ>原因は軍部隊?調査団と国防部が攻防(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.02 09:50
17人の命を奪った牛眠山(ウミョンサン)の土砂崩れの原因を調査している官民合同調査団は1日、土砂崩れの一部痕跡を山の頂上にある軍部隊付近で確認したと発表した。しかし合同調査団は、「軍施設が土砂崩れに影響を与えたかに対しては追加調査が必要だと判断される」と説明した。
牛眠山の土砂崩れ合同調査団のチョン・ヒョンシク団長(前漢陽大土木工学科教授)は1日、「軍部隊方面につながる土砂崩れの痕跡3カ所のうち、レミアンアートヒルアパート側に出た土砂崩れの跡を軍部隊境界付近で確認した」と明らかにした。合同調査団は荊村(ヒョンチョン)集落を襲った土砂崩れの跡も軍部隊外郭にある垣根の外側で発見されたと説明した。田園の村を襲った土砂崩れの跡は軍部隊から離れた週末農場近くで見つかった。合同調査団は斜面・地面・土木・山林関連専門家8人と、ソウル市と瑞草(ソチョ)区庁関係者10人で構成された。