<ソウル土砂崩れ>お粗末な国の災害危険警報伝達システムに衝撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.01 09:46
山林庁がソウル・瑞草区(ソチョグ)に送った「土砂崩れ発生危険予報情報」の携帯電話文字メッセージ(SMS)は、瑞草区の退職公務員らに伝えられていたことが確認された。国民の命がかかった災害危険警報システムの伝達体系がこのようにお粗末なことが明らかになり衝撃を与えている。瑞草区のチョン・ヨンジン都市デザイン局長は31日、「瑞草区の現職担当者は文字メッセージを受けておらず、山林庁が送った文字メッセージは退職者らに発送された」と話した。
山林庁の予報文字メッセージは気象庁の気象情報を分析し、該当地域の降雨条件に達すると土砂崩れ危険地管理システムに登録された自治体担当者(公務員)の携帯電話番号に自動で発送される。文字メッセージを受け取った自治体では市場・郡守・区長が管轄地域の実際の気象状況などを考慮し山崩れ危険注意報または危険警報を発令する。