韓経:米国、中国鉄鋼に522%「関税爆弾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.24 09:35
米国貿易委員会(ITC)が中国の鉄鋼製品輸出で米国の業界が打撃を受けたと判定した。米商務省の勧告通り中国産冷延鋼鈑に500%以上の反ダンピング関税が課される見込みだ。
フィナンシャルタイムズ(FT)は23日、ITCが委員6人全員一致で、中国と日本から輸入された冷延鋼鈑が適正価格以下で販売され、米国鉄鋼業界に被害を与えたという決定を下した、と報じた。ITCは特に中国企業に対して中国政府の補助金を受けたと判定、反ダンピング関税とともに相殺関税も課すとみられる。相殺関税は輸出国が特定産業に補助金を支給し、輸入国の企業が被害を受けた事実が認められれば、これに相応する関税を課す制度。