フランス鑑定団「韓国検察、統計わい曲して『美人図』を真作と結論」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.06 09:06
韓国女流画家の故千鏡子(チョン・ギョンジャ)氏の『美人図』が贋作だという鑑定結果を発表したフランスの「ルミエールテクノロジー(Lumiere Technology)」がパリ現地で記者会見を開き、韓国検察による「真作」結論に対して再度反論した。
ジャン=ペニコー(Jean Penicaut)最高経営責任者(CEO)は5日(現地時間)、記者会見を通じて「韓国検察が統計をわい曲した」とし「検察のやり方に従うなら、『美人図』が真作である確率は0.0000000006%に過ぎない」と主張した。これに先立ち、検察は「ルミエールテクノロジーが贋作判定を下すのに使った計算式を他の真作に適用した結果、真作であるという確率が4%台という低い結果が出てきた」と反論したことがある。ペニコー氏はこれに対して「検察がわれわれの証明をわい曲した」とし「これを他の統計比較にも適用するのは意図的な誤り」として「完全なねつ造」と明らかにした。実際の真作に対して「真作確率4%台」が出たということは、美人図の場合、「真作確率0.0000000006%」は美人図が贋作だと見ることができるということだ。