韓国固有のキツネ、野生に放たれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.01 13:52
31日午前、国立公園管理公団の種復元技術院の関係者が小白山(ソベクサン)国立公園のふもとにキツネを放った。首に無線追跡装置をつけたキツネはそのまま林のほうへ走っていった。
2009年から推進してきた「韓国固有キツネの復元事業」で、この日初めて林にリリースされたキツネの雄雌のつがいは、今年4月にソウル大公園でそれぞれ別の親から生まれた。慶尚北道栄州(キョンサンプクド・ヨンジュ)に移された2匹は、エサ狩りなどの2カ月間にわたる野生適応訓練を終えた。韓国では、キツネは2004年に江原道陽口(カンウォンド・ヤング)の大岩山(デアムサン)で雄の死体が発見されたことを最後に消えたことが知られている。