【噴水台】愛のムチ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.21 15:10
朝鮮時代、書堂(寺小屋)では朔月になればムチを用意して師匠に捧げた。まさに「書堂のムチ」の風習だ。このムチでふくらはぎを叩くのが楚撻、または撻楚だ。檀園金弘道の風俗図「書堂」に描かれたその姿だ。学生が自ら持って行ったムチが長い間使われなければ親が師匠を訪ね、楚撻がないことをさびしがったという。このように師匠がムチを持つ体罰を当たり前に受け入れていたことが我々の伝統的慣習だ。栗谷李珥も教育思想を盛り込んだ「学校模範」に「過ちをした学生にはムチでふくらはぎをたたきなさい」と書いている。