韓国、移動通信導入30年…6年後には1000倍速い「5G」実現(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.25 13:25
5G移動通信の頂点は、高画質映像だけではない。日常生活で使う各種機器がインターネットで互いに連結され、人がいちいち操作しなくても自ら業務を処理するモノのインターネット(IoT:Internet of Things)の世の中が開かれるということだ。業界では5Gが商用化される2020年には全世界で500億の機器がネットワークに連結されると展望している。超高速・超大容量の無線通信があるからこそ可能になることだ。
このようになれば、冷蔵庫とつながったインターネットを通じて今冷蔵庫にある食材料で作ることができるメニューや料理法をチェックでき、ガスオーブンにあらかじめ材料を入れておけばモバイル機器を利用して家の外から料理を作ることもできる。時計・メガネなど体に着用する「ウェアラブル(wearable)」デバイスは、自分の周辺の状況をビッグデータで分析してオーダーメード型の情報を提供する。街中のCCTVは、犯罪者の異常な行動パターンを分析・感知して凶悪犯罪を予防し、信号は自ら交通量を測定して信号体系を自動調節する。自動車道の24時間無線ネットワークにつないで信号をやりとりすることになる。究極的には、ドライバーが気をつかわなくても自動車が自ら運転する「無人走行」が日常化されるかもしれない。