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【時論】皆が国を心配する愛国者だ=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.01 16:37
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もう一つ、全く考えが違う数十万人の人々が都市の一つの空間に対峙しながらも、いかなる不祥事や衝突がなかったというのは世界に誇れることだ。世界のデモ文化に一線を画する、第4次産業革命時代の直接民主主義に向かった先進的な姿といえるだろう。こうした誇らしい国民であるだけに、最後の画竜点睛の期待を裏切ろうとしない。その間、一部の政界、さらに大統領候補さえも、ろうそくと太極旗の前で扇動的な姿を見せてきたが、それでも国民は毅然としていた。

憲法裁判所の決定が近づくほど賛否の立場は激しく対立するだろう。道は一つだ。一方は勝ち、一方は負けるしかない。我々自らがそのようにした。誤った政治が勝負を熱望し、分裂を助長した。国論は分裂するだけ分裂し、政治的な対立は激化した。一方は勝利し、一方は敗れる。それが過去数十年間の韓国の政治だった。既得権は徹底的に守り、陣営論理から抜け出さなかった。和合・和解・統合・包容は口先だけで、心にはなかった。地域と階層、世代と教育などで分裂を何度も繰り返してきた韓国政治史の最後の変奏曲が今回の憲法裁判所の判決だ。判決は裁判官の法と良心に立脚した結果にすぎない。収拾は政治の役割だ。

 
収拾は後まわしにして勝利の御輿に乗ろうとする人は、2カ月後に大統領になることはできても朴槿恵大統領よりさらに不幸な大統領、ひどく言えば半人前大統領の役割もできないかもしれない。憎悪と分裂の代償は御輿ではなくトゲの座布団になるだろう。勝利した側が敗北した側の自尊心と愛国心をなだめる謙遜と包容力を発揮する必要がある。これが指導者になる最初の条件だ。

和合と包容、自己犠牲と譲歩の道を探して提示することが求められる。そのような政治をしてこなかったため、これまで我々は容易なことも難しくしてきた。心を空にして自分側の国民ほど自分側でない国民を認めればよい。大韓民国ほど善良でレベルの高い国民も多くない。指導者を誤って選んで苦労するだけだ。

朴槿恵大統領にもやるべきことが残っている。いつもためらうような姿でタイミングを逃し、禍根を膨らませてきた。最後の決断を今回だけは遅れないよう彼女の愛国心に最後に訴える。

金炯オ(キム・ヒョンオ)釜山大客員教授/元国会議長

◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


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