韓経:韓国上場企業「投資の崖」…新規設備4分の1に減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.06 08:11
今年に入って国内上場会社の設備投資が昨年の4分の1水準に減少したことが分かった。設備投資計画の取り消しのほか、生産中断、工場閉鎖なども相次いでいる。輸出・内需不振が長期化し、企業が新規設備拡充ができないと、専門家らは分析した。
金融監督院の公示によると、今年に入って国内上場企業が発表した設備投資計画金額は1兆8547億ウォン(約1700億円)。前年同期(7兆2502億ウォン)の25.5%にすぎない。設備投資公示件数も前年同期の27件から今年は23件に減少した。設備投資計画の公示は自己資本の10%以上(資産2兆ウォンを超えるところは5%以上)の投資計画をする場合に義務づけられている。
昨年は大韓航空やロッテ七星飲料など5社が5000億ウォン以上の大規模な設備投資を計画したが、今年は一つもない。構造改革が進行中の5大景気敏感業種(造船・海運・鉄鋼・建設・石油化学)の新規投資公示はゼロだ。