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【コラム】貴族の時代

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.27 18:18
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30年前の1981年夏、英国のチャールズ皇太子とダイアナの結婚式当時、ソウルは静かだった。 私は2人の結婚をオーストラリア旅行中に聞いた。

オーストラリア南部の島タスマニアで囲碁大会が開かれ、徐奉洙(ソ・ボンス)九段と私はそこにいた。 私たちを招待した同胞夫婦は「これほどの世界的なニュースをどうして知らないのか」と驚いていた。 7億5000万人がテレビ中継を見たという。 しかし当時の韓国は新軍部に入り、光州惨事が起きてからわずか1年余り。 「民主主義」という四文字に多くの青春が命を投じた時代なのに、はるか遠い国の王子の結婚に何の関係があるというのか。

 
30年後の2011年4月、チャールズの息子ウィリアム王子と富豪の美しい娘ケイト・ミドルトンが結婚式を挙げた。 豪華を極めた結婚式、新聞と放送を飾った華麗なキスが圧巻だった。 今度は20億人がテレビ中継を見たという。 結婚式に千数百億ウォンを使ったが、その何倍もの経済誘発効果があるという分析もある。 30年前のチャールズの結婚式とは違い、韓国も今度は大きな関心を見せた。 食べて暮らしていけるほどになったからか。 30年前はビールさえも人の目を気にしながら飲んだが、今は公にお金の自慢して差別する時代だ。 その差だろうか。 それでチャールズのメイドが80人という話さえも誇りとして感じられるのか。

韓国にも30年間、英国とは違う次元ではあるが多くの‘貴族’が生まれた。 忠実な日本のおばさんたちがソウルまで飛んできて誕生日を開いてくれる韓流スター、キム・ヨナ、朴智星(パク・チソン)、崔京周(チェ・キョンジュ)のようなスター選手も、この時代の貴族として爵位を受けるに値する。 高級官僚や宗教人など「隠れた貴族」も登場し、すでに没落した貴族も出ている。 大統領選挙走者ほど成功した政治家はもう少し高い爵位を受けるはずだ。 しかし私たちの時代の最高の貴族はやはり財閥家だろう。

身分が違う少数の貴族が世の中を支配する。 最近のテレビドラマはまさにその貴族の話、そして彼らと運良く遭遇したシンデレラの話だ。 ウィリアム王子の結婚式はどのドラマも演出できない珍品で満たされていた。 何よりも「王子」というブランドは女性の胸を揺さぶる名品中の名品だ。 輝くクリスタル庭園でシンデレラの夢がかなう。 幻想だ。 それが目を誘惑する。 私たちの人生とはいかなる関係もない遠い星の国の話だが、立派なのは立派だ。 英国王室の豪華と贅沢を最高の商品に包装したマーケティング力に感心する。 痕跡さえ少ない朝鮮王室が残念だという気になる。

民主主義を実現した後すぐに貴族の時代が来るというのは想像もできなかった。 しかしいま考えてみると、それが歴史の流れのようだ。 蝶のような華麗を追う虚栄心と孤独が作り出す必然の流れ。 貴族の時代が必然なら、今は剣を握った貴族に慈善と寛容を願うこと以外に何があるだろうか。

パク・チムン囲碁専門記者

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