朴大統領ドイツで統一演説…ドレスデン工大を選んだ理由は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.24 16:42
ここを朴大統領が演説場所に選んだ理由は、世界に向けては統一の意志を、国民には統一後遺症への恐れが誇張されていたことを、北朝鮮には「統一大チャンス論」の根拠が何かを伝えるという意だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「南と北の住民たちに統一がまさに繁栄のチャンスだということを直接見せようという意味」と明らかにした。
「統一の後遺症を恐れる人がいるならば、ここドレスデンを見よ」というメッセージを込めたという説明だ。今回のドイツ歴訪は、来月朴大統領が直接委員長になって発足する統一準備委員会にも大きな影響を及ぼすものと見られる。専門家たちは統一準備委員会の稼動時に最優先で考慮すべきことの1つが南同士の葛藤の最小化だと強調している。