<大リーグ>朴炳鎬「米国ではバット投げない…頭に死球受けたくない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.04 18:42
韓国ではバットフリップを一種のパフォーマンスと見なす。ファンもこれに歓呼する。意気揚々とバットを投げるのは本塁打を放った打者の特権だと考えられている。先月、野球国家対抗戦「プレミア12」の日本との準決勝で9回、呉載元(オ・ジェウォン、30、斗山)がしたように、相手の士気を挫くために意図的にバットを投げる場合もある。
今まで韓国でこの行為が大きく問題になったことはない。しかしMLBではバットを投げて喜ぶのは相手を侮辱する行為と考えられている。韓国でバットフリップをしていた姜正浩もピッツバーグ入団前、自分のクセを直すと約束した。チェ・ジュンソク(32、ロッテ)、田峻ウ(チョン・ジュンウ、29、警察庁)、黄載鈞(ファン・ジェギュン、28、ロッテ)が派手にバットフリップをすると、MLBホームページはメイン画面にその動画を載せたりもした。米ニューヨークタイムズは9月、「米国ではバットフリップを軽べつする」という記事を大きく報じた。続いて「米国人の目には無礼に見えるが、韓国ではパドン(ppa-dun、韓国でバットフリップをこう呼ぶ)はただのパドン」と付け加えた。