<野球>サムスン・起亜・ヤンキース…FAで慎重になった韓米の金持ち球団
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.04 13:57
今年の冬もプロ野球自由契約選手(FA)市場が揺れた。FA選手18人の契約金と年俸総額は717億7000万ウォン(約76億円)にのぼる。下位圏脱出を狙うハンファ(191億ウォン)とロッテ(138億ウォン)の攻撃的な投資が目を引いた。球団設立4年目でシーズン2位となったNCは来年の優勝を目指し、10年間にわたりサムスンでプレーした朴錫ミン(パク・ソクミン、30)と歴代FA最高額(オプション含む4年96億ウォン)で契約した。
一方、資金力があるサムスンと起亜は財布を閉じた。サムスンは李承ヨプ(イ・スンヨプ、39)と2年36億ウォンで契約したが、朴錫ミンとは隔たりがあると早くから交渉テーブルから退いた。かつてFA市場を主導してきたサムスンは7、8年前から外部の選手を取らず、若い選手を集中的に育成する方向を定めた。昨年、看板スターのペ・ヨンス(34、ハンファ)を送り出したのに続き、今年は主将の朴錫ミン(パク・ソクミン)まで出した。