習近平の帯vsオバマの網…だれがアジアを抱くのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.31 10:01
バラク・オバマ米大統領と習近平中国国家主席がアジアの主導権をめぐりぶつかり合った。オバマ大統領が2月にアジアリバランス政策を再確認してから1カ月ほどで習主席が「一帯一路構想」を本格化した。「アジアリバランスvs一帯一路」を通じアジアをそれぞれの国益に合わせて描くという両首脳の戦略が衝突し主導権争いはさらに加熱する兆しだ。
習主席が28日に中国・海南で開かれたボアオアジアフォーラムで提起した一帯一路は、過去に中国が世界の中心だった中華の全盛期を再び描くという構想だ。中国国家発展改革委員会、外交部、商務部が説明した一帯一路は陸上と海上で東西を結び60カ国44億人をまとめる巨大経済圏を中国主導で構築するという意味が込められている。