習近平の夢「一帯一路」…中国地方政府4カ所が韓国とパートナー結ぶ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.04 10:54
中国の各地方政府が、最小8兆8000億元(約166兆円)が投入されることが予想される「一帯一路(陸海上シルクロード経済圏)」の構築に突入した。習近平国家主席が主唱する一帯一路は、立ち後れている中国西部開発から、さらには中国を先進社会へと跳躍させるという「中国夢」の実現の核心課題として浮上している。韓国との協力を通じてこの経済圏を構築するという計画を明らかにした地方政府も4カ所に上る。今後韓国企業の中国進出や貿易に一帯一路に対する国レベルの戦略が急がれるという話だ。
中国証券報は先月、中国国際金融有限公司(CICC)の分析を根拠に政府が今後10年間に最小8兆8000億元を投資する内容を骨子とする一帯一路構築戦略が最終調整中で、これを近く発表すると報道した。投資財源の65%は外貨準備高で充当し、中国輸出入銀行と中国投資公社がそれぞれ15%、国家開発銀行が5%を担当する内容だ。投資は主に陸海上シルクロード経済圏構築に向けた交通と空港・港湾などインフラ施設に集中する見通しだ。