釜山地方警察庁サイバー捜査隊は１７日、インターネットポータルサイトに釜山女子中学生イ某さん拉致殺害したキム・ギルテ容疑者を擁護するファンコミュニティを開設して運営したイ某容疑者（２３）とキム某容疑者（１４）の２人を情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反（虚偽事実摘示・名誉毀損）容疑で書類送検した。警察はまたインターネットユーモアサイトにイさんの名誉を毀損する文を書いたイ某容疑者（１５）とソ某容疑者（２２）ら掲示者２人を同じ容疑で書類送検した。

警察によるとファンコミュニティ開設者イ某容疑者とキム某容疑者は１０日、あるポータルサイトに「キム・ギルテ公式ファンコミュニティ」（会員２１０７人）「キム・ギルテ容疑者ファンコミュニティ」（会員２４３人）をそれぞれ開設し、メイン画面にキム・ギルテ容疑者の写真と「愛してるキム・ギルテ」という言葉を掲載し、虚偽捜査発表文を載せた。掲示したイ容疑者は１３日インターネットユーモアサイトに「キム・ギルテ容疑者、今日釈放されました」という見出しで虚偽事実を流布し、警察の名誉を毀損した疑いがもたれている。

ソ容疑者も先月２８日から同じユーモアサイトに２度にわたり「正義感のある殺人、キム・ギルテ容疑者可哀想」という書き込みを掲示し、イさんの名誉を毀損した容疑ももたれている。

警察の調査結果、コミュニティ開設者イ容疑者はソウルに居住する大学２年の学生で、キム容疑者は昌原に暮らす中学３年生であることがわかった。