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<チャイナインサイト>ヒラリー氏とトランプ氏…中国は誰に票を入れるか(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.22 16:43
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まずヒラリー氏を見てみよう。申し訳ないが中国でヒラリーファンクラブはほとんど目につかない。それに対する中国の憂慮は、今までのヒラリー氏の歩みからよくあらわれている。ファーストレディーだった1995年にヒラリー氏は国連の会議席上で北京の人権問題を取り上げたし、15年後の国務長官時代には中国のインターネットの自由と人権問題を標的にした。

また中国を牽制する戦略である米国の「アジア回帰」政策を主導した人物でもある。南シナ海で航行の自由を主張して中国を刺激し、モンゴル訪問時には「政治の自由を実現しない国家の経済自由は長くは続かない」としながら中国を指摘した。

 
もちろんヒラリー氏は国政経験が豊富で、米中関係に大きな傷はつけないという反論も侮れない。しかし中国共産党機関紙である人民日報海外版がヒラリー氏が国務長官から離れる時に歓迎する文を掲載したことから察することができるように、彼女に対する中国の不満を解読できる。

一方トランプ氏に対する中国内の人気は高い。「川普」や「床破」など多様な愛称を持っており、現在「川普ファンクラブ」など多様なトランプ支持ファンクラブが活発に動いている。川普ファンクラブ開設者の丁秋実は「ほかの人々が内側だけに閉じ込めておいた話を気持ちよく吐き出すトランプの気迫が気に入っている」と話す。

不動産財閥で取引に慣れているトランプ氏の実用主義が、中国とも相性が合うという話もまた多い。事実、中国はずっと民主党よりも共和党候補が好きだった。原則と理念を話す民主党よりも、柔軟で実用的な共和党に好感が持てるということだ。毛沢東もまた72年に訪中したリチャード・ニクソン米大統領との会談で「右派が執権することが私をさらに嬉しくさせる」と話したほどだ。

そしてトランプ氏が常に中国を取り上げているが事実、経済問題のほかには中国を非難していることがないという点が彼の中国内での人気の秘訣の1つだ。中国人民大学国際関係学院の金燦栄副院長は「中国人は米大統領選挙を川向こうの火事の見物をする遊び心で接しているが、そのうちに娯楽性を多く備えたトランプ氏に注目することになる」と解釈したりもする。何だかんだ言ってもトランプ氏の人気が高いのは事実だ。

ひとつ冷静に考えてみるべきことは、トランプ氏が当選すれば彼の孤立主義の外交とドタバタ政策によって米国が衰退の道を歩むことになるはずだが、これは中国の台頭にとって全く悪くないとの解説が出てきているという点だ。

これに関して米国の時事誌『外交政策(FP)』は先月、「トランプ氏への投票は中国への投票(A Vote for Trump Is a Vote for China)」という題名の記事を載せた。トランプ氏の孤立主義が米国のアジア太平洋地域の離脱を促進し、結果的に中国の成長空間を提供するだろうという理由からだ。

これは韓国に重い課題1つを投げかける。現在米国内のトランプ疾風が示唆するのは、彼が大統領になろうがなるまいが米国社会が保護貿易主義と孤立主義の影響を相当部分受けることになるという点だ。トランプ氏が当選すればより大きく、落選しても少なくない余波が近づく展望だ。米国の変化を点検し、これに合わせて対策を準備するのは韓国の役割だろう。

ユ・サンチョル論説委員


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