주요 기사 바로가기

【コラム】囲碁に似ている習近平外交(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.03 10:32
0
習近平の中国は、どのようにしてこれに対処するのか。囲碁の長年の格言のように、相手の手に従って置かない方法を取っている。相手の打つ手の言いなりになる囲碁は、そのまま敗北を意味する。中国はアジアの舞台で米国との対決を避けている。米国がアジアに集中するならば中国はアジアからさっと手を引いて世界を相手に進むという計算だ。

米国がアジア地域における中国の包囲を考えるならば、中国は中央アジアを経てロシア・欧州につながる「シルクロード経済帯(一帯)」と東南アジアやインドを越えてアフリカへと伸びる「21世紀海上シルクロード(一路)」の建設を通じ、より広い世界次元で米国を包囲するという戦略だ。中国語で囲碁は「囲棋」だ。棋を包囲するゲームだ。

 
西洋のチェスは相手のキングを獲得する、すなわち完全勝利を狙う。その一方、囲碁は相手よりも多い陣地を確保すれば良い。比較優位を追求する。ヘンリー・キッシンジャーが話したように、チェスプレーヤーが正面衝突によって敵の駒を排除しようとする目的を持つならば、囲碁の達人は局面の「空いた」場所に向かって不断に動きながら相対的優位を確保する。西側の一部では中国の一帯一路計画に含まれた中央アジアや東南アジア諸国の貧困と政情不安を理由に失敗を展望している。しかし中国の立場からみれば、これらの国は局面の空いた場所に該当する。

西洋の軍事教義は人口密集地域や首都、核心経済施設に対する攻撃および防衛を強調している。しかし囲碁は「隅」と「辺」から始まって中央に展開する布石を重視する。毛沢東が蒋介石との対決で勝利できたのも、隅や辺に該当する農村地域を掌握したためだというのが米国のスコット・ボーマンが『毛沢東の囲碁戦略』で主張した内容でもある。

習近平の一帯一路計画は「3隅で魚腹(中央)通れば必勝」、すなわち3つの隅を確保して各隅が中央を通過し続ければ必ず勝つという囲碁の格言に従った姿だ。アジアと欧州、アフリカの3大陸を一対一路計画を通じてつなげれば必ず勝つからだ。囲碁のもう1つの特徴は持久戦のゲームという点だ。中国はいつも時間においては自身が有利だと考える傾向がある。西側が習近平の外交を正しく理解するには囲碁から学ぶ必要がある。

ユ・サンチョル中国専門記者


【コラム】囲碁に似ている習近平外交(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP