韓経:東京大・北京大の授業を韓国で受講
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.30 10:35
2009年に初めて議論が始まってから7年続いてきたソウル大学の始興(シフン)国際キャンパスの構想が、本格的な実行段階に入る見通しだ。ソウル大は京畿道(キョンギド)始興のペゴッ新都市に作る始興キャンパスで、日本の東京大学や中国の北京大学など世界的な大学の教授が共同研究と講義を行えるようにする案を推進する計画だ。
ソウル大は30日に理事会を開いて始興キャンパス実施協約の締結計画案を審議・議決する。ソウル大がつくった計画によれば、始興キャンパスでは研究と教育の国境がなくなる。韓日中の学者が1カ所に集まり共に研究して講義を開設する国内初の共同キャンパスが構築される。ソウル大はサムスングループと協力して「スマートキャンパス」プロジェクトを進行中だという。学生たちが始興キャンパスに開設された授業だけでなく東京大や北京大の授業にリアルタイムで参加できるようにするためだ。